福岡県、といえばランキングを考察

天神=屋台のイメージも強い

福岡県といえば、このテーマを持ちかけられて黒田官兵衛と答える人もいるでしょう。大河ドラマ化もして一躍話題となりましたが、本当にそうなのでしょうか? 実はもっと他のイメージが強いのではないか、ここでは福岡県といえばという質問に準じて、よく上がるものを色々な角度から視て、考察していくサイトです。

福岡市中央区、最大の繁華街

筆者の友人は以前、福岡県へと転勤していた事があります。本人曰く、結局そこでの仕事は短かったものの、住んでいて楽しくて出来るならもう一度行きたいと述べていた。そんなに楽しかったのかと思う、それもしょうがない。何せそれまで岐阜県の山奥で生活していたので、文化的に発達した町の有り難みが骨身にしみて理解したとそう痛感したようだ。その点については大いに理解を示しておこう、ただ福岡県も1つ外れれば地方都市と呼ぶに値する側面を見せてくれます、要するに閑静がウリといったものなので住んでいる場所によっては不便をきたします。

その彼はたまたま福岡市内の都市部で生活していたので、何をするにしてもすぐに揃えられたと話していた。特に福岡市中央区といえば有名なのは天神、市内最大の繁華街がそこにあります。都市部中央にある繁華街には様々な商業施設が集中しているので、周囲で暮らしている人たちにとっては大事な場所となっています。この部分だけならば東京都内にも匹敵すると言っていいでしょう、ただ人の多さに関していえば比ではないことは伝えておく。地方となると発達していても人の行き交いの少なさに関東人は大抵驚くものだ。これは筆者個人の体験だが、あながち間違っていないでしょう。

そんな天神について話をすると、ここでは10位の屋台という福岡県といえばのイメージランキングにも触れておかなければならない。何故なら、天神と屋台は切っても切り離すことのできない関係を持っているからだ。

天神と屋台の歴史

天神そのものも有名ですが、この場所の話となったら真っ先に屋台について触れる必要があります。中洲も確かに有名といえば有名ですが、やはり天神と比べると人の流れは少しばかり異なってきます。

そもそも屋台はいつごろから誕生したものなのかと歴史を遡ってみると、実に昭和20年初期と随分と前まで話を遡る必要があるのだ。福岡では屋台といえばそれこそ、市民の生活と密接に関係したアトラクションみたいなものですが、福岡ならではの景観であり、そしてテーマパークでもあり、観光スポットとして認知されていきます。

ただGHQによる占領下において屋台を取り締まるという行いが巻き起こっていたのですが、なんとこの時に驚愕の屋台全廃命令が下されていたことをご存じの方はどれ位いるでしょうか?

屋台全廃はなんとか……

昭和24年に屋台はどんなに長く伸ばしても、昭和30年3月末日までとするとした命令が下されます。これには抗えない、といった人は殆どおらず、下町魂を見せつけるために6年という時間をフルに活用していくのだった。なんとか存続させるために屋台事業者達による、『福岡市移動飲食業組合』が結成され、行政や警察と度重なる交渉を重ねていき、迎えた全廃を敢行される当年。

当時議員だった河田琢朗氏による屋台全廃反対運動を行ったことで、なんとかこの命令を撤回させることに成功した。だが飲食店を営業していくためには衛生管理という問題をクリアするため、屋台を営業するためには事前に市への許可申請を行ってから出店しなければならない。今でも当然守られていますが、中には違法に出店しているところもありそうだ。

天神を中心に発達

そんな屋台はここでいうところの天神を中心に発達し、昭和40年台には最高潮の400軒もの屋台がこぞって軒先を連ねていたとのこと。これだけの規模となればコミュニティはもちろん、地元の人達からも愛されていたことがはっきりと理解できるでしょう。その後、都市再開発に伴って屋台の休業を余儀なくされるなどの憂き目に合うものの、それも一時しのぎで屋台そのものが撤去されること無く、現在まで営業を続けている位だ。

もはや福岡県としても外すことの出来ない、そして無くせない観光スポットとなってしまっている。

馴染みがない分だけ

地元の人達にすれ何処にでもある光景でしょうが、屋台で食事をするということをしたことがない人にすればこれほど面白いと感じるものもありません。筆者も屋台を利用する、なんてことは滅多になかったので見つけてしまえばやはりテンションは自然とハイになるでしょう。外しすぎると近所迷惑になるので、節度は守る必要はありますが。

福岡のイメージとしてはある意味鉄板

ここで話した内容はある意味、福岡県といえばのイメージとして鉄板中の鉄板でしょう。1位の博多ラーメンにしても、3位の辛子明太子にしても、この天神ではどちらも取り扱っています。前者は屋台、後者は店舗販売なので誤解を招くわけには行きません。他、様々な観光地を挙げていくと必ずその帰り、あるいは道中に一度は寄っておきたい場所として天神の屋台エリアは外せない福岡県の観光名所だ。訪れないで何処へ行くのかとなってしまいます。

旅行をしに行く人は絶対に訪れるよう日程に組み込んでおこう。